大工の一本道

大工の落書き

永遠のライバル

 

 

 

 

 

こんな僕でも

まだかわいい小学生の頃がありました

 

その頃 正直言って不器用でした

今もそうですが 笑

 

学校では技術の授業がありました

工作などやるんですね

のちに 宮大工までなってしまう人生なわけなのですがその頃の僕は技術の時間が大嫌いでした

保険体育は大好きでした 笑

 

そこでの教師が 今考えても熱い人だった

 

木工はもちろん

何かの部材を熱したり削ったりしてプラスドライバーを作ったりなんだり沢山やりました

 

同じクラスに

普段は大人しく目立たない

前田君とゆうやつがいた

 

前田はとにかく何を作っても上手い

眉毛が太いチビなくせにいつも売り物の様な素晴らしい作品を作り上げる

 

今 思えば

いつも前田君に負けるから

技術の授業が嫌いだったのだと思います

勉強で負けても悔しくはないんだけども

工作で負けるのが意味もなくいつも嫌だった 

 

ある意味 その頃から僕の中で職人魂があったのかもしれませんね

 

仕事は 勝ち負け ではないけれど

 

もし 今 前田君が同じ大工なのだったとしたら

 

勝てる気がしないな

 

会いたくもないな 笑

 

こうして

せこせことこんなBlogなんかを書いているけども

 

部屋にこもって夢見てる商売ちゃうんで

明日も 前田君に負けぬ様

頑張らにゃーいかんですな

 

命も 砥石みたいに 

いっぱいいっぱい

何度も精度出して面直しばっかしてると

命もペラペラ薄くなって

割れちゃうんじゃないかって

思うんだけども

 

男はそれでいいんだと思います 笑

 

 

押忍 !!

 

 

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